トップダウン方式–予算の設定

予算の設定方法におけるトップダウン方式とは、会社全体の予算に基づき、経営陣が各部門に予算を割り振る方式のこと。他にボトムアップ方式がある。

解説

トップダウン方式の場合、経営陣が戦略に基づいて予算を設定するため、全社的な戦略に基づいた優先順位による予算配分が行われる。

トップダウン方式による予算設定の課題は、全体最適な予算の結果、経営と現場で乖離が生じることである。例えば、経営陣が設定した予算が、市場規模や動向を無視して達成不可能な予算を設定してしまった場合には、現場のモチベーション低下などが生じる可能性があるため注意が必要である。

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