DCF法

DCF法とは、企業価値(事業価値)算出方法の1つ。将来回収予定のキャッシュから現在価値を算出する方法のこと。

解説

DCF法は、Discounted Cash Flow(ディスカウント・キャッシュ・フロー)の略。「〇〇投資を実行すべきか?」「〇〇設備は導入すべきか?」などの長期間に渡って影響を与える意思決定をする際に用いられる。

キャッシュをベースにする理由は、事実ベースだからである。例えば、会計上の利益は評価基準や計上方法によって数値が異なる場合があり、経営者の意思が介入しやすい。一方、キャッシュはいくら手元にあるのか。いくら支払い、いくら入金されたか。という事実ベースで、客観性が担保されることからキャッシュを利用する。

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