コンサルティング事例(中古自動車販売業)

今回は弊社のサービスである財務コンサルティング事業により支援をさせていただいているクライアントとの相談事例をご紹介させていただきます。

大阪府で中古車自動車販売業を営んでいらっしゃる事業者様です。

中長期事業計画の再考

会社の決算も一段落し、改めて今後の事業計画を立てることになりました。

社長の果たしたい夢を共有させてもらい、それをいつまでに実現したいのかという具体的な期限もお伺いしました。

私も初めて聞いたのですが、5年後までには日本のとある離島に店舗を出店したいという壮大な夢をお持ちだったのです。

その実現に向けて、今後の具体的な一歩一歩の戦略を組み立てていくことにしました。

まずは目標感を具体化するために、販売目標や資金推移計画といった様々な経営情報を数値に落とし込んでいき、中・長期事業計画書を作成します。

数年後に離島に出店するためにはどれぐらいの資金がないといけないのか、その目標資金と現状資金との乖離はどれぐらいあるのか認識し、それを埋めることを事業計画のゴールにして数々の数値を設定していきました。

単年度計画への落とし込み

更にその中長期事業計画に基づいて、具体的な月間目標を把握するために単年度計画を作成し細分化させていきました。

具体的には今後3年分の単年度計画を作成します。そして直近の単年度計画は更に月次予算まで細分化させます。

単年度計画を作成すると、かなり明確に目標売上額と既存売上額との乖離が分かり、その差を埋めることができそうかどうかを社長の感覚に問うことができます。

社長に聞いてみても、具体的な乖離は17%あり、正直実現が難しいというレベルの目標感でした。

しかし、だからといって夢の実現を先送りしたくないという気持ちが強く感じられたので、そうすれば売上目標を達成できるかという具体的な戦略・戦術の構築に着手することにしました。

集中すべきポイントを見極める

目標売上額と既存売上額との乖離を埋めるために、販路拡大や新サービスの提供開始を検討しました。客単価や時間的コスト等の様々な面を考慮し、どの施策からとりかかれば最も効率的に売上を増やす事ができるのかという優先順位付けや、いつまでにどれくらいの売上実績を生まないといけないのかという期間設定も並行して行いました。

人員や資金が限られているため、思いついた施策を手当たり次第に取り組んでみるのではなく、どれぐらいお金と労力を投資すればどれぐらいのリターンを得る事ができるのかを慎重に計算し、取捨選択をしなければなりません。

最後に、事業拡大のための増員人数や採用のための募集期間を設定したり、近隣の土地への移転策も検討したり、新規融資計画立てたりして今回のコンサルティングは終了となりました。

社長の素晴らしい夢の実現に向けて、弊社も微力ながらお手伝いできればと思います。

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